1959年5月号のトイジャーナル(当時は「東京玩具商報」という雑誌名でした)の表紙広告に登場しているのは、その前の年に新発売された「野球盤」。左下にある四角い形のがいわゆる「初代野球盤」で、ハマグリのような丸みのあるものが新製品として登場しています。
野球盤が誕生した1958年にプロ野球選手としてデビューしたのが“ミスタープロ野球”こと長嶋茂雄氏。またたく間にスター選手に成長した長嶋選手を広告に起用して話題を呼びました。
そして1972年には”消える魔球”が登場して大ブームに。その後も、打ったボールがアーチを描いてスタンドインする「高反発バット」、ピッチャーの投げたボールが宙を飛ぶ「3Dピンチング機能」など、野球盤は時代とともに進化しています。