1960年代後半に日本で放映されたアメリカのテレビドラマシリーズ「わんぱくフリッパー」。主役のイルカ、フリッパーがお風呂で遊べるおもちゃになって1968年にバンダイから発売されて大ヒットしました。

その後、1970年に子どもイルカを引っぱって泳ぐ「わんぱく親子イルカ」と名前を変えて新登場し、さらにその翌年には再び親子が切り離されて「わんぱくイルカ」と「赤ちゃんイルカ」として別々に売り出されています。

トイジャーナル1971年4月号では「わんぱくイルカ」とともに、色彩鮮やかな「エンゼルフィッシュ」も登場。これらは水中シリーズとして生き物だけでなくポンポン船やボート、潜水艦などラインナップの充実が図られましたが、その中でも当時の広告で見つけた「ウルトラ怪獣ボート」に注目です。

レッドキングやバルタン星人がボートから半身を出して、真顔で前方を見つめているという何ともいえない違和感と面白さ…。ちなみに当時の記事を見ると、「ウルトラ怪獣サーフィン」という商品も同時に発売されていたようです(写真見つからず)。